森を歩く・3

セミナー2日目の午後、車で移動して森の中を歩きました。
森のガイドさんにお借りしたジャンパーの色はマゼンタ。
愛の色でもあり、以前出雲の須佐神社の横を流れる川底に見た何か力強い存在の色です。
それだけですでにテンションが上がります。

前回訪れた時は夏の季節でした。
昆虫が活発な時期で、森に入る前に虫除けスプレーをくまなくかけまくりましたが、セミナー後自宅に帰った翌朝、ダニが刺さっていることに気づいてびっくり。
事前に森のガイドさんから対策を聞いていたので、自分でピンセットで抜くことができました。
今回は昆虫の活動はすっかり落ち着いている秋なので、安心して紅葉を楽しむことができます。

森の中では目につくものや気になるものを写真に収めていきます。
森の中を歩き出してから少し経って。
急激な眠気に襲われ、足がふらつきました。
「どうしよう、ものすごく眠くなってきました」と周りの方に言ってみましたが、「おひるごはんを食べた後だからじゃない?」という返答だったので、そうか〜この現象は私だけなんだ〜、と妙に納得しました。
眠気は、道を進むうちに徐々におさまっていきました。
たぶんこの時、私は森からの強力なヒーリングを受け取っていたのだと思います。
レイキを受けている時と感じが似ていたので。

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木もれ日が爽やかです。
でも。
私から見える樹は、光が当たる側ではなく、影を作る暗い側面。

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凍裂という現象で樹皮が裂けてしまったハンノキ。
何かの巣のようにも見える黒いキノコがたくさんくっついていました。

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土に還るのを待つばかりの樹。
ある種の尊厳と崇高さを感じます。

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進む道を遮る木。
他にも私の足にまとわりついて、前に進むことを阻もうとする枝もありました。

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寒さで弱って高く飛べない蛾。

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蛇のようにうねうねと巻き付く、蔓植物。
熱帯の「絞め殺し植物」を連想しました。
身動きがとれなくなるほど巻きついて、その養分を根で吸い尽くして生育していくのです。
周りにも樹木はたくさんあるのに、なぜこの樹が選ばれたのでしょう。

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フェアリーリングに遭遇しました!
日本語でいうと菌輪(きんりん)。
画像ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、ぐるっと円を描くようにキノコが生えています。
ある伝承では、フェアリーリングは妖精の世界への入り口であり、別の場所や過去・未来へ行き来できる扉なのだそうです。
この森の合宿中にフェアリーリングに出会えたことが、大きな大きな意味を持つことに合宿に参加された皆さんならおわかりいただけると思います。
本当にすごいシンボルを見つけたんですよ、私たち!(ちょっと興奮気味)

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流れた血の色のような赤さの落ち葉。
自己犠牲の象徴のように感じられました。
今気づいたことですが、この赤い葉の下には希望と可能性の種としてのどんぐりが隠されています。
この赤い葉を取り除くだけで、このどんぐりに光をあてることができるのです。

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どんな時でも、どんな状況でも、必ず見えない力のサポートが働いていることを、鳥の羽根が教えてくれました。
この付近にはミズナラの樹が多く、無数のどんぐりが落ち葉とともに道を覆っていました。
多くのどんぐりはすでに帽子の部分が外れてしまってつるんとした状態で落ちていましたが、中には帽子をかぶったままのどんぐりも。
その中でもひときわ美しく、色良し艶良し形良しの完璧な形のどんぐりを1個拾いました。

道一面に落ちているどんぐりを見て、「このどんぐりって才能の種みたいだね」とハーモニーさんがおっしゃいました。
無数の才能が種まきされているのに、落ち葉で隠されて見えなくなっている。
もしくは、あまりにたくさんありすぎてそれが才能だと気づけない。
私は先程拾った美しいどんぐりを手にしながら、うんうん、と頷いて聞いていました。

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森を抜けました。
ここから別のルートを通って入口に向かうのです。
その折り返し地点にいたのがこのベニテングダケ。
赤い色ですが、さきほどの落ち葉のような血のイメージはありません。
合宿の時のシェアでは、情熱や熱意の色のよう、と話しましたが、今改めて見るとこれから進む道を照らす灯火みたい。
先の道を照らしながら、更に、進もうとする気持ちにも火をつけてくれるのです。

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この寒さの中、ヒメジョオンが咲いていました。
地味で目立たない花ですが、他の花が散った後も咲き続ける力強さがあります。
春や夏なら鮮やかな色や大きさをもつ他の花に目が向いたと思うのです。
他の花が主役の季節には自己主張せずにひっそり素朴に。
けれど、素朴なままでも、今この季節、その存在は目を引くのです。
適切な時や場を選ぶことで、自分が人生の主役になれる可能性が示唆されているような気がします。
というか、いかなる状況においても自分の人生の主役を他の人に譲ってはいけませんね。

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森に入った時には木もれ日の光は私に影を見せるためのように感じましたが、帰り道のこの光は樹の根元までを優しく照らし、森のすべてを優しく包み込んでくれているようです。
この光を浴びているうちに、ふと、私自身を撮影してもらいたくなりました。
普段は写真に写ることを避ける私ですが、この森に満ちる光が照らす私を残してみたくなったのです。
ハーモニーさんにお願いして撮影していただきました。
ここ、ここ!と指定された場所は、背景に金色の葉が茂った小さな樹がありました。
「後光がさしてる千手観音みたいだった」とハーモニーさんから聞いて嬉しくなってしまったので、私の写真も載せちゃおう♪
小さめに。

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小さすぎたかな(笑)。

千手観音といえば。
6月に札幌で陶彩画家の草場一壽さんの個展がありました。
神聖なエネルギーで満たされた会場の中で、陶彩画に描かれた黄金の龍や観音様が語りかけてきました。
その中に、千手観音様もいらしたのです。
「腕が千本なくても、その二本の腕で、あなたのその手で、人を助けることができるのですよ」

今まで、地味に目立たないように活動してきましたが、これからはもっと積極的に活動することにしました。
私を必要としてくれる人が、私を見つけやすくするために。

後に夕食の時にわかることなのですが。
このあたりを歩いている頃の時間に、ハーモニーさんに友達申請があったそうなのです。
そして、なぜかご自分が描いたマリア様のイラストを送ってくれて、もしかしたら合宿に参加している誰かに必要なのかもしれないから、とシェアして下さいました。
この合宿中、私は友人から譲り受けたアメジストのロザリオを身につけていたので、「もしかしたら私?」くらいに考えていましたが、今思えば、確実に私あてのサインでした。
私には大好きな3人のマリア様がいます。
7月にはロザリオを譲ってくれた友人と一緒に教会を訪れました。
たぶんこういう角度からサインを送ってくるのは富岡教会のマリア様でしょう。
美しくて、強くて、優しいのです。
こういったアピールはたびたびありますが、この合宿中も変わらず私をサポートし続けて下さってありがとうございます。

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ハーモニーさんがこの森にくるのは今回で12回目とのことですが、今回の帰り道は初めてのルートだったそうです。
自分が本当に望む未来が定まったからなのか、道はただただまっすぐで、もうこのまま進めば大丈夫というGOサインのよう。
両側に立ち並ぶ樹々は、その一歩一歩を見届け、祝福してくれている優しい存在です。

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夕日に照らされた見事な紅葉。
成功、達成、実りの収穫、尽きることのない情熱、そんなキーワードが次々と浮かんできました。

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神々しい祝福の光を受けて、特別な場へと移動します。
移動前に、ふと森の中で拾ったどんぐりはこの場に置いていった方がいいような感じがしました。
完璧に整った美しいどんぐり。
それを持ち帰らなかったことに大きな意味があったことに気づいたのは、合宿が終わってからのことです。

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高い場所からの眺望です。
この素晴らしい場所で、叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ!!!(そして歌う…笑)

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私たちの手放したいもの、願いを受け止めて、夕陽が沈んでいきます。
陽が沈んでいる夜の間に手放したものは浄化・解決され、朝陽となって昇る時、願いが具現される新しい光が私たちを照らすのでしょう。


帰宅してからも気づきを促すシンボルに出会います。
森を歩く・4に続きます。