大好きな神社にお嫁入りしました。

私の人生で初めて父から与えられた本は、

 

「いなばのしろうさぎ」

「おおくにぬしとすせりひめ」

 

あまりにも劇画タッチのイラストで、

物心つく前の幼児に買い与えるには

いかがなものかと、

成長してから何度も思ったものです。

 

 

けれど、これらの本を与えられたことは、

私の人生の方向性を教えてくれる

大きなシンボルだったのです。

 

 

今生の私が成し遂げる使命のひとつは

「神様のおそばで人々の幸せに貢献すること」

なのだと実感しています。

 

 

過去の出来事のすべてが、

大きな流れの中で

ひとつひとつ

必要な段階を追って

 

現在の私と

私の世界を形づくってきました。

 

 

どんなに苦しいことも

どんなに悲しいことも

どんなにうれしいことも

どんなに楽しいことも

 

そんな感情を

麻痺させてしまったことも

 

本当の自分がなにをしたいのか

わからなくなってしまっても

 

被害者であることを

選び続けていた日々も

 

生きることをやめて

もう光に還りたいと

願い続けていたことも

 

 

すべてが

【今】につながるために

必要な体験であり、

 

なにひとつ

不要な出来事など

ありませんでした。

 

 

神社に嫁がせていただく

流れとなり、

これまでの体験のすべてが
「現在」に
そしてこれから拓いていく「未来」に
つながっていたのだと
強く深く実感しています。

 

 

 

今、振り返ってみれば、

人生の転機と感じる時には

大国主命さまのお力添えがありました。

 

 

職場と自宅の往復、

仕事しかしていなくて

心が置き去りになっていた時期に

出雲大社に導いていただいたこと

 

「私が家族を守らなければ」

と思い込んで

実家から離れられなかった私が

 

北海道神宮のおそばに

自宅兼セッションルームとして

最適な場を与えていただけたこと

 

次々と必要な場や機会、

キーパーソンとの

ご縁を結んでいただけたこと

 

 

そして、今年6月。

 

大国主命さまの御子神

事代主神さまがお祀りされている

 

私の大好きな虻田神社に

お嫁入りすることができました。

 

 

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結婚式はもちろん虻田神社での神前式です。

 

50段の石段を

朱傘をさしていただき、

巫女さんに手をとっていただきながら

白無垢で一段一段あがります。

 

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祭主は宮司である

お義父さんが行なってくださいました。

 

このことが

私にとってどんなにうれしいことか

おわかりいただけることと思います。

 

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この人生で、三三九度を体験させていただける日が来ようとは。

 

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このような形で実の父母に親孝行が叶うなんて、

一年前の私には想像もつかないことでした。

 

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衣装、かつらは、着付とメイクも含め

神社のすぐ近くの美容室にお願いしました。

 

コンテスト受賞経験のある

プロの美容師さんです!

 

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この画像を覚えていらっしゃる方も

多いと思います。

 

昨年2017年7月17日の月次祭で

ご朱印帳留めを納めさせていただいた時の

画像です。

 

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それから一年経たずして。

 

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同じ場で挙式し、

神様に誓詞を

お伝えすることになったのです。

 

 

 

 

この奇跡的な流れは、

虻田神社に訪れてくださり

私の話を必要とする方々に

お伝えしていけたらと思っています。